増税と不動産①マイホームは10月以降に買うのがオトクってほんと?

2019年10月から消費税が10%になる予定です。

食料品など生活必需品の税率は8%のままみたいですが、生活必需品かそうじゃないかの線引きが微妙なところもあったり、外食と中食(テイクアウトして食べる)で扱いが違ったり、なかなか複雑そうです。

しかし、こと住宅や不動産に関して言うと、「買うのは増税後のほうがおトクなんじゃないの?」という風潮になっています。

本当でしょうか?

結論からいいますと、僕の主観もありますが、
「増税後のほうがおトク」だと思います。

家を買う人には、国からいろいろな恩恵が受けられます。
消費税が上がってもマイホームをどんどん国民に買ってほしいんですよね。
そのスタンスは昔も今も変わっていません。

いまから家を買おうとする方には釈迦に説法かもしれませんが、あらためて確認すると、主に以下の3点が増税を見越して新しくできた制度です。

1.すまい給付金がふえる!

現在は最大30万円の給付金が、増税後は最大50万円になります。

2.住宅ローン減税期間がのびる!

期間が10年→13年に延びます。

3.次世代住宅ポイントがもらえる!

最大35万円分相当のポイントがもらえます(新築の場合)

(※贈与税の非課税枠が増える!というのもありますがここでは省略します)

これらがすべて適用されると、合計50万円くらいはトクする計算です。

もちろん個別ケースによって違いますが、例えば4000万円の新築をすべて住宅ローンで買った場合、50万円くらいはプラスになります。

ちなみに、これから注文住宅を建てようとしている人の場合は、今(2019年8月)からだとどんなに急いでも9月末までの引き渡しは難しいので、いずれにしても10月の増税後の税率が適用されます。

ほんとにそんなトクするの?

3つの制度をひとつずつ確認していきましょう。

1.すまい給付金がふえる!

「すまい給付金」とは、家を買う人の負担を減らすために国がはじめた制度です。

現在の8%の税率だと、年収が510万円以下の家庭で最大30万円の現金がもらえます(いろいろ細かい条件があります)

ただし、住宅ローンを組んで家を買う人だけです。
キャッシュで買う人は対象になりません。

これが増税後になると、年収の条件が775万円まで上がり、給付金が最大50万円に増えます。

もちろん、このすまい給付金の金額がふえるだけでは総合的におトクになりません。

税抜価格が2000万円の家を建てるとすると、8%→10%に税率が上がったぶんとしては、2000万円×2%=40万円の負担が増えます。

すまい給付金が30万→50万円と20万円増えても、増税分をカバーできません。
20万円マイナスになってしまいます。

そこで第二の矢として、次の「住宅ローン減税期間の延長」があります。

この続きの記事はこちら↓

増税と不動産②:住宅ローン減税が延びる。家を買うなら10月から!

2019.08.24

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ABOUTこの記事をかいた人

1977年 北海道釧路市出身。 大学進学から上京するも、25歳までは、バイトなどで稼いだお金で海外バックパッカー→またバイト・・という生活を続ける。 26歳のときに一念発起。 独学で宅地建物取引士(当時は主任者)の資格を取得し、不動産業界に飛び込む。 10年間、不動産売買の仲介をメインに活動。 その後は土地分譲や不動産コンサルティング、賃貸管理など、活動の幅を広げる。 現在は愛媛県に移住し、住宅産業の仕事に関わる。 資格は宅建のほか、公認不動産コンサルティングマスター、インテリアコーディネーター、二級FP技能士、賃貸不動産経営管理士など多数。 家族は妻と1男1女。趣味は旅行。