増税と不動産②:住宅ローン減税が延びる。家を買うなら10月から!

「家を買うのは増税後のほうがオトクですよ」というお話。

前回の記事↓では、すまい給付金について確認しました。

増税と不動産①マイホームは10月以降に買うのがオトクってほんと?

2019.08.04

今回は、住宅ローン減税期間の延長について確認していきます。

1.そもそも住宅ローン減税ってなに??

前回の「すまい給付金がふえる!」に続き、今回は「住宅ローン減税期間がのびる!」について確認していきます。

住宅ローン減税とは、シンプルに言うと、

  • 住宅ローン残高の1%が、
  • ローンを組んでから10年間、
  • 払った所得税と住民税から戻ってくる

という制度です。

たとえば、年末のローン残高が3000万円あればその1%、支払っている所得税と住民税が30万円を限度に戻ってきます

所得税や住民税がゼロになる!という家庭もあると思います。

今は低金利で、住宅ローンの変動金利が1%を大きく下回るような時代。
ローン残高の1%がお金として戻ってくるということは、金利を払っているのに、少しだけトクをしているイメージになりませんか?

住宅ローンの金利は複利という方式なので、実際はそんな単純な計算にはなりません。
でも、ローンを組んで最初の10年は、お金があってもあわてて繰り上げ返済しなくて良いです。減税の計算のもとになるローン残高が減ってしまいますから。

2.増税後はどうなるの?

増税後(今年10月から来年12月まで)に家の引き渡しを受けるばあい、減税期間がいまの10年間から13年間に延長されます。

税金が戻ってくる期間が3年ふえるということです。

その3年間は、

  • 建物価格の2%(=増税で上がったぶん)を3等分した金額
  • 年末時点のローン残高の1%

このどちらか少ないほうが、毎年の所得税と住民税から減額される、という仕組みです。

たとえば建物価格が1800万円とすると、①その2%の36万円を3等分した12万円と、②その時点でのローン残高の1%を比較します。

ローン残高が2000万円ありその1%が20万円になる場合でも、①の金額が12万円なので、少ないほうの12万円が適用されます。

詳しい内容は、「すまい給付金事務局ホームページ」が図解なども載っていてとてもわかりやすいと思います。

すまい給付金事務局HP

3.お金が戻ってくるのは10年以上先の話

ちょっと注意すべきなのは、増税分が戻ってくるとは言っても、11年~13年後の話だということです。

そのひとのお金に対する考え方によって、この制度の恩恵をプラスに考えるかマイナスに考えるかが違うでしょうね。

「払うお金はなるべくあとに!もらうお金はなるべく早く!」

人間、いつ身体が動かなくなるかわかんないんだから、お金に対してはそんな考え方のほうが人生楽しく暮らせます♪

あ、もらえるお金はなるべく早く!といっても、例えば、
「いま10,000円もらえるか」
「1年後に10,500円もらえるか」
の選択なら、1年後の10,500円を選びます。
このへんのお話はまた別の機会に投稿します。

次回は3つ目の「次世代住宅ポイント」について見ていきます。

続きの記事はこちら↓

増税と不動産③:35万ポイントがもらえる!次世代住宅ポイント

2019.08.27

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ABOUTこの記事をかいた人

1977年 北海道釧路市出身。 大学進学から上京するも、25歳までは、バイトなどで稼いだお金で海外バックパッカー→またバイト・・という生活を続ける。 26歳のときに一念発起。 独学で宅地建物取引士(当時は主任者)の資格を取得し、不動産業界に飛び込む。 10年間、不動産売買の仲介をメインに活動。 その後は土地分譲や不動産コンサルティング、賃貸管理など、活動の幅を広げる。 現在は愛媛県に移住し、住宅産業の仕事に関わる。 資格は宅建のほか、公認不動産コンサルティングマスター、インテリアコーディネーター、二級FP技能士、賃貸不動産経営管理士など多数。 家族は妻と1男1女。趣味は旅行。